「ジョコビッチの生まれ変わる食事」おもしろい♪おすすめ
ずっと気になっていたテニスプレーヤー、ジョコビッチさんの本密林から届いてすぐ、あまりのおもしろさに一気に読んでしましました。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 ノバク・ジョコビッチ http://www.amazon.co.jp/dp/4883206335内容はサクッと結論から言えば「食事を変えたことで、世界の王者になりました!」というものですが、彼のセルビアでの子供時代、戦場下でのテニスの練習のお話や、実力があってもどうしても勝てなかった頃の話、そして現在のトレーニング方法、体質を向上させた日々の食事内容(レシピ付き)と、どこをとっても濃い内容。今まではそこまで彼に注目をしていなかったのですが、食事に関しての彼なりの視点に加え、日々のプラクティクスにヨガと太極拳を取り入れていたり、マインドフルネス瞑想もされているのを初めて知り、ますます彼に興味が湧きました。ジョコビッチさんは本の中で何度もオープンマインドで生きることが人生にとってとても大事で、その心がけがどれだけ自分を態度を変えいかに人生を変えててきたかと、語っています。それは彼が政府の情報統制下、共産主義の体制下でひとつの思い込み──つまり考え方も、生き方も、食べるメニューも、ひとつしかないと信じ込まされた状況から、自身がオープンマインドになることで、自分で考え、選択し、すべてを良い方向へ進ませてきた経験から生まれた言葉です。彼自身はいまグルテンと乳製品フリーの生活をしていますが、なんと実家はピザやさんだったそうです。そして食生活を変えたきっかけは、自分の試合の様子をテレビ見ていた見知らぬお医者さまからのコンタクト。パフォーマンスの低下は食事のアレルギーや不耐性の症状では? という、彼からの突飛しもない指摘を柔軟な心で受け止めて食事の改善にトライし、自分を観察し、ついには快適にいられる合うものを見つて、現在のチャンピオンの座に至ったそうです。食の選択もやはりオープンマインドの「ひとつの現れ」ですよね。なんで食生活とマインドが関係あるの? 食の選択肢をあえて狭めるのは、人付き合いにも支障がでるからクローズなのでは? と一見思えるかもですが、現代の幅広い選択肢の中で──良いと言われるもの、良くないと言われるもの、とにかく物凄い情報量。「自分に合う」選択をするのには、自分の中のあらゆる偏見や思い込み、ときには伝統も取り払ってみることが試されます。わたし自身は1年ほど前からいまのところ「小麦粉抜き」の食生活をしているのですが、そんなちょっとひとと違う食生活をしてみて、できるならそれらが尊重されるといいな〜〜としみじみと思います。そして、どなたでもちょっとでも心身の変えたい部分や不調があるなら、ぜひさまざま食事方法、柔軟にお試ししてみて欲しいな〜と思います。運動も大事、メンタルケアも大事ですが、その器となる身体自体のお手入れ、身体の素材である「食」がいちばん重要だと思うのです。最後に、こちらの本、いろいろ出ているグルテンフリーや小麦抜き本と比べ、ただ、単純にグルテンフリー生活を薦める本ではないです。一般人もとっつきやすい、健康という面で即効性もある「食生活」に話の中心を置いていますが彼の経験からの生き方指南であり、おすすめの思考方法をテクニック含め伝えています。どこをとっても柔軟でポジティブなエネルギーに満ちた、とっても元気になれる本だと思いました。ジョコビッチの生まれ変わる食事 ノバク・ジョコビッチ http://www.amazon.co.jp/dp/4883206335
0コメント